ネットワークビジネスの組織が崩壊する原因

ネットワークビジネスは、まずは自分で製品を愛用することから始まります。

と同時に、同じように製品を愛用しながらビジネスを展開するパートナーを募っていきます。

そして、築き上げた流通組織から発生する売上の一部が、報酬として支払われるのです。

リピート性のある製品なら、安定して報酬を継続的に得ることができます。

フロントラインが育って、2段目、3段目とダウンラインができ、ある程度組織が大きくなってくると、自分が直接動かなくても、自然と組織が大きくなっていきます。

この段階まで来ると、レバレッジ(てこの原理)が働き自分の労働量とは関係なく権利収入が得られることがネットワークビジネス最大の魅力でもあります。

しかし、たとえこの段階まで行ったとしても、ネットワークビジネスの組織は、あるとき突然崩壊をはじめることがあります。

これには、いくつかの原因が考えられます。

メンバーが製品の愛用者ではない

ネットワークビジネス組織崩壊する原因のひとつに、各々のメンバーが製品の愛用者ではない、ということが挙げられます。

ネットワークビジネスとは、製品の愛用者を集客していき、自分を起点とする流通網を作ることです。

製品の流通から報酬が生まれるのです。

このことを理解しないで、マネーゲーム感覚でネットワークビジネスに参加する人もいますが、このような人は月々の製品代を経費としてしか考えていないようです。

従って、製品を心から愛用することもなく、製品について勉強することもなく、ひたすらマーケティング集客のことばかり考えて仕事をしているのです。

そんな考えの人の元には、同じような考え方のダウンしか集まってきません。

そのようなメンバーばかりの組織は本当に脆いものです。

製品や会社に対する知識も愛着もないわけですから、ある程度ダウンができてしまったら、自分の購入は最小限にしてダウンに買わせようとします。

そして、ダウンも同じように考えます。

そうすると流通量は細っていく一方となります。

流通量が細ると、当然報酬も減っていくので、メンバー達は、「もっと稼げるビジネスはないか?」と考えるようになり、ひとりふたりと離れていきます。

製品の愛用者ではないメンバーから成る組織はこうやって簡単に崩壊してしまうのです。

ダウンラインの教育ができていない

ネットワークビジネスはコピービジネスと言われています。

集客したらそれで終わりではなく、そこからダウンラインの教育、組織の運営・構築が始まるのです。

自分のノウハウをダウンラインに伝え、そしてその伝え方も伝えていきます。

こうやって自分のコピーを作っていくのです。

うまくノウハウとその伝え方が伝わらないと、伝言ゲームのようにあらぬ方向に向かってしまうこともあり得るのです。

特に最新のインターネットマーケティングを駆使して集客している場合は、各々のメンバーが勝手に最新の集客テクニックに走ったりして、このコピーがうまくいかないこともあるようです。

このようなテクニックにばかり走るグループは、短期的には急激に組織を拡大して、一時的にはうまくいっているように見えることもあります。

しかし、ほとんどのケースでは途中でコントロールできなくなり組織崩壊してしまいます。

ネットワークビジネスは、短期的な視点のみでは成功しないのです。

組織構築には、十分な時間をかけてダウンを教育していかなければなりません。

一朝一夕にはいかないのです。

アフィリエイト等のネットビジネスなら集客すればそれでおしまいです。

しかしネットワークビジネスは、一時的な売り上げだけではなく、将来の権利収入のためにまだまだやるべきことがあります。

集客の後は、ダウンラインを教育して、組織を運営・構築していきます。

ここを疎かにして、短期間に集客して組織を拡大したとしても、自立したダウンラインが育っていかないことには、組織を維持、拡大していくことはできません。

いずれ組織崩壊してしまうのです。

組織崩壊させないために最も大切な事は、ひとりひとりのメンバーが製品を愛用し、焦らずじっくりと集客組織構築に取組む姿勢なのです。


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