ドナルド・トランプが成功した理由

「いったん負けることによって、勝つための新たな戦術が見えてくることがある。」

ドナルド・トランプ

アメリカの不動産王と言われる、ドナルド・トランプ氏ですが、彼は一足飛びに現在の成功をおさめた訳ではありません。

彼でも事業に失敗して辛酸を舐めた経験があるのです。

その挫折の経験こそが彼を現在の不動産王としての地位を築き上げたと言っても過言ではないでしょう。

冒頭の格言は、そんな挫折の経験から出た言葉なのかもしれませんね。

ドナルド・トランプ氏も例外ではありません。

ドナルド・トランプ成功への軌跡

ドナルド・トランプ氏は、ニューヨーク州クイーンズ区で、不動産開発業を営む父の背中を見て育ちました。

ペンシルベニア大学の不動産学科を卒業した後は、父親の不動産会社に入り、仕事を通じて不動産管理や投資などの知識を身につけていきました。

しかし常に、もっとスケールが大きく、華やかでやりがいのある仕事がしたいと思っていたそうです。

1980年代には、ロナルド・レーガン政権下における未曾有の好景気を背景にした不動産ブームが起こりました。

そこでドナルド・トランプ氏は、グランド・ハイアットホテルの再開発、自身の名前をつけた豪華なビルであるトランプタワーの建設、カジノ・リゾートとの開業、さらには、トランプ・シャトルという名で航空事業への参入まで果たしたのです。

それらの事業が大成功を収めたことにより、人々は彼を「アメリカの不動産王」と呼ぶようになりました。

彼の強みはその大胆な発想力と行動力であり、価値ある物件や不動産を見抜く力でした。

しかし、1990年代に不動産ブームが収束したことで、いくつかの子会社が経営破綻するなど苦境に陥ることになります。

景気悪化により負債が増加したことによってキャッシュフローが回らなくなり、自己破産寸前だったと言われています。

挫折からの復活

一時期は挫折をして業績が落ち込んだものの、1990年代後半になると再度不動産ブームが再来し、事業を盛り返し奇跡的な復活を成し遂げました。

著名な経済誌「フォーブス」が選ぶアメリカのトップ企業400社に再びランクインし、マンハッタンに新たな高級アパートメントを多数建設する他、ラスベガスやアトランティック・シティなどアメリカ中に多数のホテルやカジノをオープンするなど、再び「アメリカの不動産王」としての地位を取り戻したのです。

ドナルド・トランプ氏は、1990年代前半の経営危機から多くのことを学び、リスクを徹底的にコントロールした経営方針に転換したため、再び不動産ブームが到来した時にチャンスを逃さなかったのです。

彼は、一度の失敗を経験したものの、自分の行動を省みて次の行動から180度転換した動きを見せました。

リスク管理を徹底して行うようになったのです。

大胆にリスクをとりに行く反面、そのリスクをコントロールすることも考慮に入れるようになったのです。

そして、自分が苦手なことは極力やらずに、自分より優秀なスタッフを雇って役割分担をします。

自己顕示欲が強くて派手なイメージがあるドナルド・トランプ氏ですが、ビジネスのこととなると繊細な面も持ち合わせているんですね。

これも、いちど挫折を経験しているからこそなのです。

失敗した時に、そのまま諦めてしまっては失敗確定ですが、その失敗から学んで再び挑戦すれば、成功確率は格段にアップします。

私達も、彼の行動から学ぶことがたくさんありますね。

ネットワークビジネスの場合は、低資本・低リスクで副業から始めることができるので、失敗して借金を抱えることはないとは思いますが、

「失敗から学んで次の挑戦に生かす。」

というドナルド・トランプ氏の姿勢は大いに参考にしたいところです。

失敗したからこそ見えてくることだってあるのです。

ちなみに、ドナルド・トランプ氏は、

「もし、自分が無一文になったらネットワークビジネスで資産を築く。」

と公言しています。

参考)ドナルド・トランプが無一文になったら…

ドナルド・トランプ氏を含めた成功者は全て、失敗しても失敗とは思いません。

「この方法ではうまく行かないことがわかった。」

「成功に一歩近づいた。」

と考えるのです。

成功するためには、成功するまでひたすら検証と行動を重ねていくこと。

それだけです。


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