経済的自由とは?

経済的自由とは働かなくても入ってくる権利収入不労所得で生活を賄える状態のことです。

つまり、常に権利収入不労所得が支出を上回っている状態です。

英語では、financial free(ファイナンシャルフリー)と言います。

経済的自由を得ることができれば、お金のために自分の時間を切り売りして、働く必要はなくなります。

好きな時に好きなことができる、時間を自分の使いたいように使えるようになるのです。

権利収入等の不労所得経済的自由を達成するためには、その安定した収入を生み出し続ける資産が必要です。

自分が働かなくても収入を生み続ける資産です。

一時的なキャピタルゲインのような収入ではなく、長期にわたって続くインカムゲイン的な収入のことですね。

では、そのような生涯収入をもたらしてくれる資産とはどのような資産でしょうか?

生涯収入をもたらす資産とは?

自分が働かなくても長期にわたって収入をもたらしてくれる資産として挙げられるのは、配当をもたらす株式、利子を得られる債券、印税が得られる著作物、特許使用料を得られる自らの発明品、賃料収入を生みだす不動産、そして権利収入をもたらすネットワークビジネスの組織、等々です。

しかし、これらの資産を持っていれば本当に一生涯安泰なのでしょうか?

自分の持っている資産には、どのようなリスクがあり、また月々のインカムゲインがどのような収益構造になっているか?

永続的に生涯収入を得られる構造になっているかどうか?

一見、生涯収入をもたらしてくれそうな資産であっても、ちょっと経済状況が変化すればたちまち無収入になってしまうようでは、とても安定した収入とは言えませんよね。

例えば、ある会社の株式を1銘柄だけ持っていて、その株式からの配当だけで経済的自由を達成したとします。

確かに、その会社の業績が安定していて、配当を続けている限りは生活に困ることはありません。

しかし、業績が悪化して、減配したらどうなるでしょうか?

無配になることだって十分考えられます。

倒産する確率だって決してゼロではありません。

むしろ、一部上場の優良企業だって、普通に倒産したり買収されたりする時代です。

人間が生きていくためには、日々の生活費が不可欠です。

人間らしい暮らしをする、人生を楽しむためには、娯楽費や遊興費だって必要です。

そのため、本当の意味での経済的自由を達成するためにはインカムゲインが定期的に限りなく高い確率で入り続ける収益システムを所有していなければならないのです。

先に例に挙げた株式投資であっても、それが可能な超優良企業であればいいと思います。

ただ、1銘柄だけに投資するよりも、複数の会社に投資してリスクを分散しておいた方がいいのは言うまでもありません。

特許や意匠も期限がありますし、新たな発明や情勢変化によって廃れてしまう可能性もあります。

不動産にしても、これからは少子高齢化で日本の人口は減少する一方ですから、未来永劫ずっと安定した賃料収入を得続けることは、かなり難しいでしょう。

ネットワークビジネスの権利収入も、その会社が倒産してしまえば終わりです。

完全な不労所得は存在しない

このように、まったく完全放置で未来永劫不労所得を稼ぎ続けてくれる資産というものは残念ながら存在しません。

それぞれ一長一短ありますので、経済的自由を得るための手段を選ぶ際には、自分の目標、ライフスタイル、ライフステージ、性格に合ったものを選ぶことが肝要なのです。

何か特殊な才能があるのなら印税収入や特許使用料を得ることを目指してもいいですし、まとまった資本があるのなら不動産を取得して賃料収入を得るのもいいでしょう。

「才能も資本もないけど、将来の経済的自由を達成するためなら努力を惜しまない」

という覚悟があるのならネットワークビジネスがいいでしょう。

私の場合は、ネットワークビジネスとネットビジネス、リアルビジネスで得た収入で不動産に投資しています。

ネットワークビジネスの組織と不動産。

複数の権利収入の流れを持っていれば、収入はより安定します。

ただ、何もない状態から経済的自由達成に向けた準備を始めるのなら、まずはネットワークビジネスで最初の権利収入の仕組みを構築するのが最も効率的であり、成功率が高いと思います。


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