蝶乃舞のIMMシステム

蝶乃舞(高嶋美里)氏と言えば、近年ネットビジネス業界とネットワークビジネス業界で話題になっているIMMシステムで有名ですね。

このIMMシステムは簡単に言うとネットビジネスとネットワークビジネスの融合をコンセプトに設計されたシステムです。

アフィリエイトの集客手法をネットワークビジネスの集客に応用したものです。

蝶乃舞氏の評判に関してはネットで検索すればいくらでも出てきますので、ここではあえて触れません。

蝶乃舞氏はネットビジネス業界でもネットワークビジネス業界でも有名ですが、ネットビジネスとネットワークビジネスの融合というコンセプトを打ち出したのは、決して蝶乃舞氏が初めてではありません。

と言うより最近では、「ネットワークビジネスをインターネットで」といったコンセプトを前面に出して勧誘している会社やグループも増えてきました。

しかし、よく調べずにこのようなコンセプトのネットワークビジネスに参加すると、思わぬ落とし穴にはまってしまうリスクもあるので注意が必要です。

インターネットで集客するネットワークビジネスとは言っても、本当に玉石混淆で、ほとんどノウハウと呼べるものがない会社やグループも存在するからです。

その点では、蝶乃舞氏は集客に関するノウハウは豊富に持っています。

ネットワークビジネス業界で一躍脚光を浴びた蝶乃舞氏ですが、元々はインターネット業界ではアフィリエイターとして、そしてそのアフィリエイト手法を教える高額塾ビジネスの講師として有名ですから。

手がけたビジネスの一例としては、以下のようなビジネスがあります。

  • 蝶乃塾
  • ブラックバタフライ(パートナーは田窪洋士氏)
  • 龍蝶塾(パートナーは泉忠司氏)
  • IBSインターネットビジネススクール(パートナーは与沢翼氏)

これらの塾はどれも本当に高額で最低10万円以上、IBSインターネットビジネススクールに至っては258,000円、蝶乃塾は298,000円、龍蝶塾はなんと498,000円です。

これらの高額塾の評判に関してもネットで検索すればいくらでも出てくるのであえて触れません。

このスーパーアフィリエイターであり、ネット塾の仕掛け人でもある蝶乃舞氏が、ネットワークビジネスという優れたビジネスモデルに着目したわけです。

アフィリエイトや情報販売では得ることができない権利収入をネットワークビジネスなら達成できると目論んだのでしょう。

その点では先見の明がありますね。

ワールドベンチャーズで最高タイトル獲得

蝶乃舞氏が最初に手掛けたネットワークビジネスワールドベンチャーズという会社で、旅行を製品としたネットワークビジネスです。

ワールドベンチャーズでは、参加からわずか3か月で最高タイトルを獲得しました。

そのために蝶乃舞氏が用いた手法とは、ワールドベンチャーズ用のアフィリエイトセンターを作って、紹介用のアフィリエイトリンクを用意したのです。

そのリンクを踏んでワールドベンチャーに登録した参加者は、蝶乃舞氏のダウンラインになるというものです。

ワールドベンチャーズと言うと世界的にも有名な旅行が製品のネットワークビジネスです。

世界中の大富豪やセレブが多く参加していて、格安の会員価格で旅行できる会員権を製品として流通させています。

蝶乃舞氏はアフィリエイトのシステムを用いて集客しているので、インターネットだけで完結し、口コミをしなくてもダウンが作れると宣伝して、続々とダウンラインを獲得していきました。

この仕組み自体は非常によくできています。

事実この仕組みが上手く回って蝶乃舞氏は、ワールドベンチャーズの最高タイトルまで登りつめたわけですから。

しかし、この手法に対してワールドベンチャーズ本社が、あまり好ましく思っていなかったようです。

というのも、その蝶乃舞氏の集客方法が、お金を稼ぎたい人を集める内容であり、旅行が好きな人、純粋な製品の愛用者が集まったわけではなかったからです。

しかもビジネスメンバーを集めるにしても、短期的に楽して稼ぎたい人を惹きつけるような宣伝をしていたため、結果として、インターネットを使って即金を稼ぎたい参加者が増えてしまったのです。

ワールドベンチャー本社のみならず、本当に旅行が好きでワールドベンチャーズに参加した旅行愛好家達は、蝶乃舞氏の手法を苦々しく思っていたようです。

現在は一気に伸びた蝶乃舞氏配下のワールドベンチャーズの会員も、ほとんどが辞めてしまって組織崩壊状態になってしまっているようです。

蝶乃舞氏は元締めとして大金を稼ぎましたが、多くの参加者は稼げずに辞めていったのです。

この状況を受け、現在はワールドベンチャーズ本社がインターネットでのビジネス禁止の方向で動いています。

ワールドベンチャーズとしては、会社の繁栄、製品を愛用する旅行愛好家を増やすことを目的に集客方法としてネットワークビジネスを採用しています。

本当の意味での旅行愛好家のグループが出来れば、ネットワークビジネスの収入は長期的に継続可能な不労所得になるのです。

しかし、蝶乃舞氏のやり方は、この会社の想いを完全に無視して突っ走ってしまいました。

結果として、蝶乃舞氏本人が短期的に稼ぐことはできましたが、ダウンラインまでその恩恵は行きわたらず組織崩壊となってしまったのです。

ワールドベンチャーズからジュネスグローバル

ワールドベンチャーズ組織崩壊から、今度はジュネスグローバルへ、蝶乃舞氏は会社を変更しました。

報酬プランは、ワールドベンチャーズと同じく、バイナリー、そしてユニレベルも採用しています。

蝶乃舞氏は、「あなたのために私がダウンを獲得します」と宣伝しています。

しかし、これはバイナリーの片側だけ伸ばしてくれる、という意味なので、結局自力でダウンをつけていかないと報酬にはつながりません。

アフィリエイターや情報起業家等のネットビジネスに携わる人達は、ネットワークビジネスの知識には乏しい人が大部分ですので、この言葉を真に受けて「全自動で稼げるシステムなんだ」と誤解してしまうようです。

IMMシステムを使うためにはシステム使用料30万円を支払う必要がある上、ジュネスグローバルネットワークビジネスをするには、タイトル保持のために毎月数万円の製品を購入する必要もあります。

ですので、ちゃんと製品のことを理解して愛用し、自ら集客手法を学んでいこうとする人でないと、IMMシステムを使ったとしてもジュネスグローバルで成功することは難しいと思います。

蝶乃舞氏のIMMシステムで継続した権利収入は得られるのか?

ワールドベンチャーズの例でも分かるようにネットワークビジネスで継続した権利収入を得るためには、多少時間をかけても製品のファンを作り「辞めないメンバー」を作らなければなりません。

もしくは、最初から製品のファンを募集し純粋な愛用者のグループを作ることが大事です。

そして、ビジネスメンバーには、当たり前ですがビジネスのやり方を教えていかなければなりません。

システムで組織を自動構築していっても、自分で集客できない素人集団のグループであれば、いつまでたってもアップが面倒を見続けなければならないのです。

権利収入とは程遠いですよね。

アップが永遠にダウンの面倒を見るなんてことは不可能なので、ネットワークビジネスでは教育システムを充実させて人を育てていかなければ、組織はいつかは必ず崩壊してしまうのです。

ですので、ネットワークビジネスのシステムで最も大切なのは、集客システムではなく教育システムなのです。

ネットワークビジネスの場合、アフィリエイトや情報起業等のネットビジネスと違って1回限りの収入ではありません。

ネットワークビジネスの収入は組織が生み出す継続収入、つまり権利収入ですので組織を維持していく必要があるのです。

「新規参加者」が「途中でやめる人」を常に上回らなければ、少なくとも同じ数を維持していなければ、組織はいつかなくなってしまいます。

ディストリビューターが「途中で辞める」最大の原因は「製品に興味がなく稼ぐことだけのためにビジネスに参加している」からです。

製品を愛用しているのであれば、たとえビジネスは諦めたとしても、製品の購入をやめる理由がありません。

しかし、商品に興味がないのにビジネスをやっていると「稼げるかどうか」だけが、ビジネスを継続する唯一の理由になります。

稼げるうちはいいでしょう。

しかし、稼げないとなると毎月の製品の購入が大きな負担となります。

蝶乃舞氏が提供するIMMシステムには、この点が考慮されていません。

IMMシステムに興味を持つ人は「稼ぎたい人」であり、純粋な製品の愛用者でありません。

つまり、IMMシステムは集客システムとしては優れていますが、教育システムとしての機能は欠落しているのです。

トップアフィリエイターやカリスマ情報起業家がMLMに注目

蝶乃舞氏に限ったことではありませんが、最近スーパーアフィリエイターやカリスマ情報起業家のネットワークビジネス参入が相次いでいます。

しかし、まだまだ彼らはネットワークビジネスを一種のマネーゲームとしか見ていないようです。

ひとつの情報商材をヒットさせるのと同列に考えているようですね。

確かに、彼らはそれで大金を稼ぐことはできたかもしれませんが、それは一発屋の情報起業家となんら変わりません。

本気でネットワークビジネスに取り組み、将来的に継続する権利収入を狙うのなら、集客した後のダウンラインの教育にこそ力を注ぐべきなのです。

スーパーアフィリエイターやカリスマ起業家について行くのはいいですが、ただ「ダウンを付けてくれるから」という理由だけではダメです。

その後のこと、

「自分で集客してダウンの面倒が見られるようになるまでしっかりとした教育システムが用意されているかどうか」

ネットワークビジネスで継続した権利収入を得るためには、これが最も重要なことなのです。

ワールドベンチャーズの時もそうでしたが、稼げたのは蝶乃舞氏と一部の仕掛けた側の人達だけであって、彼女たちに勧誘されて参加した一般人のほとんどは稼げていません。

つまり、ネットワークビジネスでも、仕掛けた一部の人間だけの独り勝ちになっているという厳然とした事実があるのです。

本物のアフィリエイトノウハウを使えば、ネットワークビジネスの集客も可能にはなります。

しかも消耗品等のリピート性のある製品であれば、継続した権利収入が期待できます。

アフィリエイトノウハウと言うよりは、インターネット集客はアフィリエイトでもネットワークビジネスでも基本は同じです。

しかし、ネットワークビジネスがアフィリエイトや情報起業等のネットビジネスと大きく違うのは、集客した後なのです。

アフィリエイトや情報起業なら販売してしまえば終わりですが、ネットワークビジネスはそうではありません。

権利収入をあなたにもたらす組織を構築していかなければならないのです。

だからこそ、しっかりとした教育システムが最重要なのです。

あなたを勧誘するトップアフィリエイターが稼いでいるかどうかよりも、あなた自身が稼ぐことができるようになれるかどうかを見極めることが肝心です。

他力本願のメンバーを何千人、何万人集めたところで、いつか組織が崩壊するのは目に見えています。

それよりも、しっかりとあなた自身が集客する力、リーダーシップを身に付けることができる教育システムを持った会社やグループを選ぶことです。



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