ネットワークビジネスの逆レバレッジとは?

レバレッジ効果(テコの原理)という言葉はよく聞きますよね。

ビジネスや投資でよく使われる言葉で、小さい力で大きな効果をもたらすという意味です。

他人や自己資金以外のお金を使ってより投資効率を高める方法です。

例えば不動産投資の場合なら、銀行融資を利用することによって、小さい自己資金で投資効率を上げ、さらに収益性を高めることができます。これはお金のレバレッジですね。

ビジネスの場合なら、従業員を雇って働いてもらえば、 従業員が自分の代わりに働いてくれることで、 自分一人で働く以上の労働効率を上げることができます。 つまりこの場合、従業員、つまり他人がレバレッジになってくれるわけです。人のレバレッジというわけです。

会社員として働くということは、その会社のオーナーのレバレッジとなって、オーナーのために働いているということです。

起業してビジネスオーナーになるメリットは、会社員のようにレバレッジとして利用されるのではなく、このレバレッジを利用する側になれるということです。

しかし、もちろんいいことばかりではありません。起業するには雇われる側にはない厳しい面もあります。

自分でビジネスを興す場合、起業当初はお客さんもいないし、誰もあなたのビジネスを知らないので、当然売上なんてありません。もちろん収入もありません。

働いたら働いた分だけ給料がもらえる労働収入とは違って、起業当初はほとんど収入がないのです。

つまり、

“初期収入が、その仕事量に対してはとても少ない”

のです。

逆レバレッジの期間”です。

しかし、見込み客にあなたのビジネスを知ってもらうために広告宣伝は必要ですし、オフィスの賃料や水道光熱費等も容赦なくかかってきます。

ですので、一般的に起業してから、見込み客に認知されてビジネスが軌道に乗り、損益分岐点を突破する、つまり利益が出せるようになるまでは3年~5年程度かかると言われています。

残念ながらそれまでに90%のビジネスオーナーはビジネスを継続することをあきらめてしまうという事実があります。

やはり現実は甘くないですね^^;

ネットワークビジネスの場合はどうでしょうか?

残念ながらネットワークビジネスにもこの“逆レバレッジの期間”は存在します。

ネットワークビジネスの収入も、働いたら働いた分だけ給料がもらえる労働収入ではないのです。

起業当初はその労働量に比べて悲しいほど収入が少ないのです。

ネットワークビジネスの収入は権利収入だから働かなくても収入が入ってくる」ハズでは??

確かにそれは本当ですが、それはある程度組織が出来上がった段階での話です。

誰でも最初は集客とダウンの育成のためにボロ雑巾のように頑張るのみという厳しい状況からのスタートとなります。

しかも、最初はまったく努力に不相応なくらいの収入からはじまります。

最初の数ヶ月は、収入ゼロ、もしくは数百円・数千円ということもザラにあります。

困ったことに、この関門が、ビジネス開始早々の段階で訪れるのです。まだ不慣れで確信の少ない新米の人に…

その間は、ダウンラインのための遅々として重い仕事が、いつ果てるともなく続きます…

この間の状況はリアルビジネスで起業した場合とほとんど同じですね。

ここであきらめれば終わりです。

この“逆レバレッジの期間”が、ネットワークビジネス成功失敗の分岐点なのです。

残念ながらその時期を耐えきれなくて、あきらめてしまう人がとても多いのです。多くの起業家をふるい落とし、通り抜けることができる人がとても少ない「魔の関門」です。

逆レバレッジが順レバレッジに変わる時

しかし、ここでちょっと考えてもらいたいんですが、なんでここであきらめてしまうんでしょうか?

リアルビジネスの場合なら、広告宣伝費、賃料、水道光熱費、雑費等々、ビジネスを維持していくために経費がかかるので、ビジネスを継続していくのが困難になって辞めていきます。

しかし、ネットワークビジネスだったらこれらの経費はほとんどかかりません。

ただ何カ月も収入ゼロの状態が続くとモチベーションを維持することができずに辞めてしまうのです。

リアルビジネスの起業家に比べると、まだまだ認識が甘いと言わざるを得ません。

レバレッジ効果(テコの原理)が感じられるようになる、30人以上のダウンラインの構築ができるまでは、やはりそれなりに努力は必要です。

ところがこの“逆レバレッジの期間”を必死に乗り越えて、いったんレバレッジ効果が働くようになると、組織が自己増殖しはじめます。

いったんレバレッジ効果が働きだすとその力は絶大です。

30人から100人は組織ダイナミズムという力が働いて、不思議と最初の30人よりずっと簡単にできてしまいます。

そして、今までの労働集約型では経験できる人が少なかった収入の飛躍が始まるのです。

シングルレベルの思考では思いもつかなかったことが現実となるのです。

これがネットワークビジネスの醍醐味なのです。

他人の労働の一部を集積的にあなたが受け取ることができるようになるのです。

ですので、起業当初はほとんど収入がなくても、少なくとも最初の1年はこういうものだという覚悟をもって臨む必要があります。

たったの1年…

リアルビジネスだったら3年~5年は赤字を覚悟しなければなりません。

それがたったの1年で済むのです。人によってはそれが1年半とか2年続く人もいるかもしれません。

しかし、リアルビジネスのように金銭的に失うものは何もありません。

たとえ結果が出なくても、本業を続けながら、ネットワークビジネス副業として2年、3年コツコツとと続けるのもアリではないでしょうか。

ネットワークビジネスは、あきらめたそのときに失敗が確定するのです。逆に言うと、あきらめさえしなければ決して失敗しません。

ネットワークビジネスに限ったことではありませんが、ビジネスというものは飛行機のフライトに似ていて、飛び立つまでは大きなエネルギーが必要でも、いったん空に舞い上がれば悠々と大空を滑空できるようになるものなのです。

ネットワークビジネス成功の秘訣のキーワードは

『ビジネス参加初期の集中力と粘り強さ』

です。

それ以外成功に近道や裏技はありません。

あれこれと考え迷わず、最初の1年は全力で走って走って(たまに休憩をとりつつ)駆け抜けることです。


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