ネットワークビジネスのレバレッジ（テコの原理）

ネットワークビジネスで成功を目指している人なら、レバレッジという言葉を聞いたことがあると思います。

ネットワークビジネスを語る際には、必ず出てくる言葉です。

レバレッジとは、日本語で言うところのテコの原理のことで、ビジネスで使われる場合は、他人資本を使うことで、自己資本に対する利益率を高めること、という意味です。

もう少しわかりやすく言うと、他人の力を利用することで、より自分の利益を拡大していくことです。小さな力で大きな効果を生み出すことですね。

あらゆるビジネスにおいて、または投資においても、成功者になるためには、レバレッジを使う必要があります。

このレバレッジにも、どこにレバレッジを効かすのかによって大きく２つに分かれます。

• 人のレバレッジ

会社のオーナーが人を雇って、ひとりだけではとても無理な膨大な量の業務をこなしていくのは典型的な“人のレバレッジ”です。

またネットワークビジネスでも、自分がスポンサーしたダウンラインが、次から次にまたダウンラインをスポンサーしていくことによって、フルにレバレッジを効かせることができます。

多くのビジネスモデルの中でも、このネットワークビジネスがもっともレバレッジ効果の高いモデルのひとつだと言えます。

• お金のレバレッジ

不動産投資を行う際、もしくは会社が設備投資を行う際、たいていの場合は、銀行から融資を受けますよね！？

これが”お金のレバレッジ”です。

こうやって他人のお金を利用することによって、不動産投資にしろ、ビジネスにしろ、レバレッジを効かせて、成功への道を早めることができるのです。

すべて自分のお金でやろうと思うと、何十年も何百年もかかってしまうような案件でも、銀行融資を受けてレバレッジを効かせることによって、数か月で実行してしまうことができるのです。

前述したとおり、ネットワークビジネスは典型的な“人のレバレッジ”ですね。

“お金のレバレッジ”と違って“人のレバレッジ”は、しっかりとしたシステムを構築しておけば、どんどん自己増殖していきます。

あなたに権利収入をもたらす資産が組織、つまり人だからです。

人はお金と違ってそれぞれが人格を持ち、意志を持って行動します。

あなたがダウンラインをスポンサーして、そのダウンラインにスポンサーのやり方、ビジネスの運営の仕方を教えていく。そして、そのダウンラインも同じように、ダウンラインをスポンサーして、そのダウンラインにスポンサーのやり方、ビジネスの運営の仕方を教えていく…

あなたがしっかりとダウンラインの教育をしておけば、こうやって延々とビジネスは続いていくのです。

あなたが５人をスポンサーして、その５人に同じやり方を教えていけば、その５人の下に２５人、その２５人の下に１２５人、その１２５人の下に７５０人…

これが自己増殖するレバレッジの力です。

組織構築のプロセスでは、３０人から１００人は組織ダイナミズムという力が働いて、不思議と最初の３０人よりずっと簡単にできてしまいます。

そして、今までの労働集約型では経験できる人が少なかった収入の飛躍が始まるのです。

シングルレベルの思考では思いもつかぬことが現実となるのです。

これがネットワークビジネスの醍醐味なのです。

他の人の労働の一部を集積的に自分が受け取ることができるようになるのです。

自らの労働以上に組織労働の一部を受け取れるようになるのです。

このレベルまで到達すれば、理論上あなたの月収は１００万円を超えることになります。

そして、ここまで組織が構築されれば、あなたのやることはほぼ何もなくなります。

引退して権利収入で生活していってもいいですし、さらなる収入のアップを目指して、新たにフロントラインをスポンサーしていってもいいでしょう。

自分のライフスタイルや目標に応じて決めればいいことです。

これだけレバレッジを個人レベルでフルに活用できるビジネスモデルは、ネットワークビジネス以外にはないのではないでしょうか。

ネットワークビジネスがいかに優れたビジネスモデルであるかご理解いただけると思います。

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