ネットワークビジネスは“数のゲーム“

マーク・ヤーネル氏は、その著書「ネットワークビジネス 最初の一年」の中でネットワークビジネスは”数のゲーム”だと述べています。

この言葉は、常にフロントラインをスポンサーし続けることの重要性を説いているものですが、”数のゲーム”はスポンサリングに限ったことではありません。

ネットワークビジネスに限らず、あらゆるビジネスに当てはまることですが、結果を出すためにはある程度数をこなさなければなりません。

これは口コミで集客する場合でもインターネット集客する場合でも同じです。

ブログやサイトを書いたことがある人はわかると思いますが、10記事や20記事書いた程度ではほとんどアクセスは来ません。

もちろんライティングスキルにもよりますが、普通は100記事を超えたあたりでボツボツとアクセスが増え始め、200~300記事程度あたりからある程度反応が取れるようになってきます。

ネットワークビジネスを始めたけどなかなか結果が出ない」と言う人は、ほとんどの場合、行動量が圧倒的に不足しているのです。

わりと真面目な人に多いのですが、熱心に勉強をして知識は身に付けても、なかなか行動を起こさない人がけっこういます。

ネットワークビジネスもインターネットで集客すればネットビジネスです。

ネットビジネスで言うところの行動とは実際に勉強してインプットしたことをアウトプットすることです。

勉強することは確かに大事ですが、本を読んでもセミナーに参加しても、それだけでは決して結果には結びつきません。

実際の行動に落とし込んで初めて結果が出るのです。

特にネットビジネスでは、アウトプット、つまり記事を書かないことにはインプットした意味がありません。

知識として身に付けたことはそれを他人に向けて発信することによって、よりしっかりと自分の血となり肉となるのです。

記事の内容ももちろん重要ですが、ビジネス初心者の間は内容よりも、アウトプットする頻度と量に重点を置いた方がいいでしょう。

サイト設立当初はどうせ誰も呼んではくれませんから。

ある程度の記事数が蓄積されてきて、アクセスが増えてきたら過去に書いた記事を検証してみてもいいでしょう。

ちょっと書き直しただけでアクセスが驚くほど上がることだってありますよ。

これをまだ記事数が少ないときにやっても、もともとアクセスがほとんどない状態ですのであまり意味はありません。

目安としては100記事を超えたあたりでやると効果を発揮します。

量をこなしていくことのもうひとつのメリットは、日々作業を淡々とこなしていけば結果が出ないと言って落ち込んでいる暇がない、ということです。

前述したとおり、結果が出ないと悩んでいる人は、ほとんどの場合、行動量が圧倒的に不足しています。

とにかく毎日記事を書くことに専念して、アウトプットしていけば余計なことを考える余裕などなくなるはずです。全然アクセスがなくても最初はこんなものだと思っておくことです。

少々ライティングスキルがまずくても、100記事、200記事と記事数が多くなっていけばある程度のアクセスは集まってくるようになります。

その段階で、読者を惹きつけるライティングを考えても遅くはありません。

とにかく最初はひたすら行動すること。淡々と作業することです。

ネットワークビジネスは“数のゲーム”だということを覚えておいてください。



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