人工知能(AI)を使いこなす方法

人工知能(AI)の最大の特徴は、『人間のように人工知能がみずから学ぶ』ということです。

命令を下して、それを実行するだけなら人工知能は必要ありません。

たとえば建築なら、人工知能が膨大な量の設計図を読み込んでいき、コンピューター自身が『理想の設計』を学んでいく。プログラミングも同様です。

すると、人間がつくるよりも高度な建築設計やプログラミングを、人工知能がわずかな時間でつくる可能性があります。となると、この分野を職業とする人たちが淘汰されてしまうケースだってあり得ます。

人工知能「アルファ碁」が、世界トップ棋士のイ・セドル氏を打ち負かしたニュースは盛んに報じられましたね。

このアルファ碁は、もう1つのアルファ碁と莫大な数の対局を行い、自身で必勝法を学んでいったのです。人間が同じことを行えば、途方もない年数がかかる対局の数です。

人間にはないスピードとデータ分析のレベルで、みずからベストのものを学んでいく。それが人工知能の最大の特徴なのです。

従来のコンピューターと違ってどんどん学習していくので、人間の手を離れていきます。ロボットと組み合わせれば、人工知能が命令してロボットが作業することも可能。すると、多くの業界の仕事が変わる可能性があります。

もはやロボットに取って代わられる職業は単純作業だけではないのです。

なんと絵画のような芸術分野も、人工知能がみずから膨大な名画を学習することで取って代わる可能性があるそうです。また、新聞社などでは、人工知能が記事を書く試みも始めています。芸術家や記者といった仕事も、10年後は人工知能に脅かされているかもしれませんね。

人工知能を正しく理解して情報収集できる人が生き残れる人

人工知能を正しく理解し、うまく利用することが、これからのビジネスで生き残ることにつながります。

人工知能はあくまで『みずから学習する』もの。まずはそれを理解し、最新の情報を日々仕入れることが、さまざまなビジネスの動向を見極める上で重要です。

人工知能に「こんな感じのものを探してほしい」とぼんやりとしたイメージで聞くと、曖昧な答えしか返ってきません。適当にデータを打ち込めば人工知能がすべて解決するということはあり得ません。

人工知能自体は、社会的見識や常識、活かしたい知識をあらかじめ持っているわけではありません。それらを蓄積しているわけでもなく、人間のような感情や欲望があるわけでもありません。

だからこそ、人工知能には人間が目的を与えてあげることが大事なのです。

何が課題なのか。それにはどのようなアプローチが必要なのか。それを考えるのは、あくまで人間の役割なのです。

人工知能に職を奪われる『テクノ失業』が話題になっていますが、ただ戦々恐々とするのではなく、いかに人工知能を使いこなせるかを考えるべきなのです。

しかし、人工知能の能力が日々向上しているのも事実。

もし、あなたの職業が人工知能に取って代わられる可能性があるのなら、今のうちから本業だけではない収入の形を増やしておくことも大切ですね。副業を始めて、自分の本業だけに収入を依存しないように複数の収入源を確保する努力が必要です。

特に、その複数の収入源の中に、労働収入ではなく権利収入があると老後も安心ですね。

人工知能をネットビジネスで活用するには

副業としてネットビジネスを始める人は多いですが、アフィリエイト情報起業、そしてインターネットで集客するネットワークビジネス等は、人工知能に取って代わられる可能性は比較的低いでしょう。

むしろ、人工知能に記事を書かせる等、利用する方法は結構ありそうです。

今でも、記事作成をプロのライターに外注しているネット起業家はいますが、そのうち人工知能による文章作成サービスが本格的に普及するかもしれませんね。

ネット上で手軽にオーダーすることが出来て、ユーザーはタイトルを与えて幾つかのオプションを設定するだけ。文字通りあっという間に、自動的にネット上から情報をかき集めてまとまった1つの文章にする。

そんな時代がもうそこまで来ているような気がします。

いずれにしても、人工知能を恐れるのではなく、どのように活用していけるのかを考えていきたいですね。


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