テクノ失業ネットワークビジネスとってチャンス!

IT技術の進展に伴い、単純作業労働はおろか、知的労働分野でもロボットに人間の仕事が奪われるという現象が起こっています。

テクノロジーの進化によってコンピューターやロボットが人間の仕事を奪い、職を奪われた人間が失業する現象をテクノ失業と言い、最近問題視されてきているのです。

2015年12月に野村総合研究所がテクノ失業に関する推計を発表しています。

601種類の職業ごとにAI(人工知能)やロボットなどで代替される確率を試算したところ、今後10~20年の間に、日本の労働人口の実に49%が技術的には代替可能になると予測されています。

IT技術では日本より1歩先を行くアメリカでは、テクノ失業問題が頻繁にメディア等に取り上げられ、その是非が議論されています。

これまで3人でこなしてきた仕事をITなどの技術の進歩によって同じ仕事を1人でこなせれば、当然2人分の仕事がなくなりますが、さらには仕事そのものをロボットが代替できるようになれば、人間の労働者はまったく必要なくなってしまいます。

これはSFの世界のことではなく、現実社会で今まさに起こっていることなのです。

ひと昔前は、機械に取って代わられる仕事と言えば単純労働のみでしたが、今起こっているテクノ失業の現場では、それが知的労働にまで及んでいるのです。

例えば、インターネットバンクの登場によって、銀行の窓口業務をインターネットがこなせるようになりました。

まだまだ、銀行の窓口業務の需要もありますが、それに携わる職員数が減少していることは確かです。

今後ますますその傾向は続くでしょう。

銀行の窓口業務よりも、さらに専門性の高い仕事をこなすロボットも存在します。

さらに銀行や保険会社、あるいは資産運用会社などで投資や運用を担当している人の職も将来的には危ういでしょう。現在、資産運用の分野には人工知能を持つスーパーコンピューターが入ってきており、人間では到底不可能な超高速で投資を行います。

仮にFRB議長が相場に影響を与えるような発言をすれば、人工知能はそのニュースを見つけた瞬間に、過去の莫大なデータと照らし合わせて瞬時に売買します。人間ではとても再現できない速度です。

また米国のニューヨークメモリアルスローンケタリングがんセンターは、ワトソンというIBMの人工知能型コンピューターを情報管理に活用しています。

60万件の医療報告書、150万件の患者記録や臨床試験、200万ページ分の医学雑誌などをこの人工知能が分析し、患者個々人の症状や遺伝子、薬歴などを他の患者と比較することで、それぞれに合った最良の治療計画を作ることに成功しています。

これと同じ作業を人間にやらせたら、100人の人間が100年かかっても無理ではないでしょうか。

そして、今までロボットにはできないと言われていた創造的な仕事、例えば文章を書くこと。

今では文章を書くロボットも存在するのです。

2010年、ノースウェスタン大学の工学とジャーナリズムの共同研究であるナラティブ・サイエンスが設立され、ある研究に取り組んでいます。

その研究とは、同社の人工知能プラットホーム「Quill」を通して、データから記事を作り出すことです。

例えば、サッカーの試合のスコアを使って、数秒で記事を書いてしまいます。

時には人間よりいい記事を書く場合もあるそうです。

もちろん、社説や論説といった自らの主張を述べるような記事は書けませんが、事実だけを伝える記事であれば、記者よりもいい仕事をするかもしれません。

機械が人間の職を奪うテクノ失業

あなたの仕事がロボットやAI(人工知能)に奪われる日が来るかもしれません。

ネットワークビジネスの仕事

ではネットワークビジネスの仕事をロボットやAI(人工知能)が取って代わることはできるのでしょうか?

ネットワークビジネスの仕事は、収入の源泉である組織を構築することです。

そのためには人材の育成、教育が不可欠です。

リーダーシップ、統率力、人間力といった総合的なスキルを学びながらチームプレーでやっていく仕事なので、ここをロボットがやるのはちょっと無理かもしれません。

集客の際の記事を書くことぐらいは、将来的にはできるようになるかもしれませんが…

あくまでも、テクノ失業はEクワドラントやSクワドラントの人々の問題ですので、Bクワドラント、Iクワドラントを目指すのであれば、むしろテクノ失業に怯えるのではなく、ロボットやAIを使いこなせる術を考えなければなりません。

ハイテク関連の情報調査会社フォレスター・リサーチ(米マサチューセッツ州)によると、テクノ失業で10の仕事が奪われたとしても、1つの新しい仕事が生まれるはずであと予測されています。

ロボットを使用する人に対し、新たな職業訓練やロボットと人間との共生マネジメントといったニーズが埋まれるからです。

起業家にとってはテクノ失業は危機ではなく、テクノロジーの恩恵を受ける大きなチャンスなのです。

テクノ失業に怯える労働者や、テクノ失業で職を失った人が増えると、ネットワークビジネスを志す人が増えるかもしれません。

ネットワークビジネスの集客がインターネットでできるようになったように、今後は組織の構築もより効率的に行えるテクノロジーが生み出されるかもしれませんね。

ですので、ネットワークビジネス業界にとってテクノ失業はピンチではなくチャンスだととらえるべきなのです。

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